2016年2月29日

この地で100年にわたり、歯科診療に取り組んできました

院長あいさつこんにちは。河合歯科医院院長の小川真奈です。

当院は母方の祖父が開院し、伯父が引き継いだ歯科医院で、100年を超える歴史があり、私は3代目になります。近隣に総合病院のない時代、私立の歯科病院として一般的な診療から専門的な診療までを行い、地域の患者さんに親しまれてきました。

私は岐阜大学医学部にて医学博士の学位を取得し、1985年から河合歯科医院に勤務し、1995年、伯父の他界により院長を引き継ぎました。

自分の取り組みたい治療に専念できること。それが私の幸せです

院長あいさつ当院の特徴的な治療である「コーヌスクローネ」は伯父が得意としていた入れ歯治療です。伯父は独創的で、患者さんのために治療に邁進する歯科医師でした。その姿に学び、私も自分なりの歯科治療を究めることに努力してきました。コーヌスクローネにも、長年改良が加えられ、今日の形となりました。

当院には、長年にわたって悩まれ、満足のいく治療を求めて、何軒も歯科医院をまわってこられた患者さんがたどりつかれることも珍しくありません。そんな患者さんのご期待に応えるために、できるだけお気持ちに寄り添い、満足いただける治療をご提供するために努めてきました。

一般的には治療が難しいと思われる症例を治してしっかり噛めるようにしたり、何年も悩まれていたトラブルを速やかに解決したりして、患者さんが笑顔になってくださることが、何よりも私の喜びです。私の原動力は、患者さんの満足と、自分のめざす治療が実現する達成感です。

ご一緒に、理想の治療を探したいと考えています

院長あいさつ歯に対する考え方やご希望はさまざま、また歯科治療への目的もさまざまです。治療に対する知識や情報が十分に提供されておらず、自分がどのようにしたいのか、患者さんご自身が、本当のお気持ちを自覚されていないこともあります。

ですから、私は時間をかけて患者さんのお話をお聞きし、歯科治療に対する思いをくみ取り、本当のご要望を引き出し、最適の治療をご提案することを心がけています。一生涯、健やかに過ごしていただくための本当に望ましい歯科治療をご提供したいと考えています。

本気で治したい、心から健康になりたい方のご期待に応えたいと思っています。

咬みあわせが気になる方、口もとのトラブルが多い方へ

咬合治療

当院では、むし歯治療・歯周病治療・入れ歯・インプラントまで、すべての治療において咬みあわせを重視し、不調や不具合の原因を突き止め、必要な治療を行っています。

歯ぎしり、食いしばり、噛みしめなどによる頭痛、肩こりなどの原因を除去します。

食いしばり最近、歯をすりあわせたり、噛みしめたりする「ブラキシズム」が、歯周病や知覚過敏、顎関節症などの原因の一つとなっていることが明らかになってきました。ブラキシズムには、睡眠時の歯ぎしり、起きている時の噛みしめ・食いしばり、そして意識していない時のTCH(Tooth Contacting Habit:歯列接触癖)が含まれます。

食いしばり・噛みしめは、気がついたら食いしばっていると自覚できる状態で、通常は自覚したら食いしばりをやめ、また筋肉も疲労しますので、長時間持続することはありません。やっかいなのは、自覚できない歯と歯の接触であるTCHです。

歯周病を悪化させたり、歯の破折も原因にもなるTCH
本来、上下の歯は何もしていない時は接触しておらず離れており、会話や食事をする際に接触する時間を含めて、接触するのは1日20分程度が正常とされています。グッと強い力で噛みしめるだけでなく、弱い力でも長時間上下の歯が接触していると、筋肉の緊張や疲労、顎関節への負担が増えます。その結果、顎関節症、咀嚼筋・口腔周囲筋の疲弊や痛み、歯周病の悪化、歯の破折、被せ物の脱離(取れたり、壊れたりすること)が起こります。

生活習慣から見直し、咬みあわせを改善

咬みあわせ治療当院では、初診時に頬粘膜の白線、補綴物の脱離、知覚過敏などブラキシズムの兆候を慎重にチェックします。ブラキシズムがある場合には、自律的に噛まなくなる指導を行い、必要に応じて、マニピュレーション(顎関節にある関節円板を正しい位置に戻す手技)、ナイトガードや咬合を変えていくマウスピースによる治療、顎関節位置の整復などを行います。生活習慣も見直し、生涯にわたって顎や口もとの健康を維持していただくためにブラキシズムを改善していただきたいと考えています。

顎関節症の治療も行っています

顎関節症ブラキシズムも原因となり、最近増えているのが顎関節症です。従来女性に多いといわれていますが、最近は男女問わず若い人にも増加傾向にあります。何かを食べるときに顎の関節部分から雑音がしたり、咬みあわせに異常を感じた場合は顎関節症の可能性があります。

治療法としては、顎関節症周辺の筋肉の柔軟性の向上や可動域の改善、血液循環の促進するためのマッサージなどを行い、痛みに対する治療も行います。また顎の動きを正常にするため運動療法や、ブラキシズム、姿勢などを改善する指導を行うこともあります。患者さんの生活スタイルや生活環境なども把握し、トータルな視点からの治療をご提案します。

心当たりはありませんか?【顎関節症の症状】
・あごがじわじわ痛む
・あごを動かすと音が鳴る
・口が大きく開かない
・咬みあわせが悪くなる
・口が閉じられない
・耳鳴りや耳の閉塞感がある
・頭部や顔面部の神経痛

歯の白さが気になる方へ

ホワイトニング

白い歯は、口もとの印象を決める大切な要素。笑顔に自信を持っていただくために、健康的な白さで、自然な美しい歯を手に入れるホワイトニング治療を行います。

【当院の特徴】ホワイトニングは歯やお口の健康への入口と考えています

ホワイトニング歯のホワイトニングは、歯を削ったり色を塗ったりしないで、過酸化水素水という薬剤を使用して歯の中の着色物質を分解することにより歯を白くする方法です。

歯が白く美しくなると、人前で笑ったり話したりすることに自信が持てるようになる方が多いようです。また歯への意識が高まり、お手入れやメンテナンスにも熱心になられることもホワイトニングのメリットだと考えています。当院では、男性や年配の方もホワイトニングに取り組まれています。歯を白くして笑顔に自信を持ちたい方、ぜひご相談ください。

安全面に配慮したホワイトニング

ホワイトニング過酸化水素を使用したホワイトニングはアメリカで開発され、長年にわたり使用され、その安全性が証明されています。また当院のオフィスホワイトニングで使用するホワイトニングライトは、発熱がなく、紫外線も完全にカットされているので歯にも安全です。

ホワイトニング後は、人により刺激感がでますが、これは過酸化水素による脱水症状が原因で歯には問題がないと考えられています。その方のエナメル層の厚さにより異なりますが、刺激感はほとんどの場合24時間以内に解消し、元の状態に戻ります。

また、ホワイトニングの効果が持続する期間は、その方の嗜好物(コーヒーや紅茶、醤油)、色に対する感覚、歯の構造などによって個人差があります。当院ではカウンセリングを行い、お一人ひとりに合わせて適切な治療法をご提案します。

2種類のホワイトニングをご用意しています

ホワイトニングには、歯科医院で行うオフィスホワイトニングと、専用のマウスピースを作成しご家庭で行うホームホワイトニングがあります。当院では、患者さんのご希望やライフスタイルなどを考慮し、適したホワイトニングをお勧めしています。

オフィスホワイトニングの流れオフィスホワイトニング
オフィスホワイトニングの場合、おおよそ45分程度で終了します。初めての方の場合は、白さを持続するために2回以上のホワイトニングが必要です。

①カウンセリングと診察
②シェード確認(目標とする白さを決めます)
③ホワイトニング材塗布
④ホワイトニングライト照射
⑤ホワイトニング材除去・クリーニング
⑥シェード確認

ホームホワイトニングの流れホームホワイトニング
①カウンセリングと診察
②シェード確認(目標とする白さを決めます)
③マウスピース作成
④ご自宅でホワイトニング材塗布
⑤ご自宅でホワイトニング材除去

いつまでも歯の健康を維持したい方へ

予防歯科

歯科治療にはいろいろな方法がります。入れ歯を入れたり、詰め物をしたり。ブリッジや被せ物、インプラントを入れたりと様々です。一度治療をしたら、その状態を出来るだけ長く、出来れば生涯にわたって健康に維持したいものです。

毎日磨いていることと、磨けていることは同じではありません。メンテナンスとブラッシング指導で予防への取り組みをお手伝いします。

【当院の特徴】生涯にわたって歯を残し守るために、患者さんと共に取り組みます

予防歯科従来、「歯医者さんは、むし歯や歯周病になり痛くなってから仕方なく行くところ」と考えている方が多かったようですが、最近は歯の健康に対する考え方が変わってきました。定期検診やメンテナンスによってむし歯や歯周病を予防し、歯を守りたいと考える方が増えてきています。

定期的にクリーニングや診察を受けることで、お口の中の環境を健康な状態に保つことができます。また、もしむし歯や歯周病が見つかったとしても、軽いうちに治療することができますので歯を守ることは可能です。

治療後の理想的な状態を一生涯続けていただくことが目標です
そこで当院では、生涯にわたって歯を守っていただくために、計画的にブラッシング指導、歯周病治療をご提案しています。特に治療後の理想的な口腔状態を守ることに力を入れています。お口の中の状態を綿密に診断し、患者さん一人ひとりの効果的な予防プログラムをご提案します。治療が終わったその時から、予防が始まるとお考えください。

毎日磨いていることと、磨けていることは同じではありません

予防歯科歯磨きは生活習慣です。磨き残しがあると、翌日も同じところを磨き残すものです。また翌日も同じように同じ場所を磨き残しますから、その場所は1年間まったく歯を磨かない人のお口と同じ状態であるかもしれません。

経験豊富な歯科衛生士による指導
当院では、磨き残す場所、汚れた場所を防ぐブラッシング法やご家庭でのお手入れ方法を患者さんが会得されるまで、歯科衛生士がご指導します。歯科医師と共に歯科衛生士も、歯とお口の健康をサポートするパートナーとして、長くお付き合いさせていただきたいと考えています。

予防歯科メニュー

当院では大切な歯を守るために、次のようなメニューをご用意しています。

ブラッシング・デンタルフロス指導ブラッシング指導
当院では患者さんお一人ひとりに合わせたブラッシングとデンタルフロスの指導を行っています。ブラッシング指導では、正しい歯ブラシの持ち方や、歯や歯ぐきへの当て方、動かし方を指導し、歯周病やむし歯の成り立ちなどのお話をしていきます。正しい磨き方をすることで今までの磨き癖が改善され、汚れを効率的に落とすコツをマスターしていただけます。

セルフケアでは落とし切れない汚れを除去する【スケーリング】スケーリング
歯の表面に付着した汚れや歯石は、毎日歯磨きをしていても落とし切れるものではありません。無理をして自分で取り除こうとしてゴシゴシ磨くと、かえって歯や歯肉を痛めてしまう危険性もあります。

こうした汚れをきれいに除去してくれるのがスケーリングです。歯肉や歯周ポケットに付着した歯垢や歯石などを、超音波を使用して除去します。ただし、時間が経つと再び汚れが付着してしまうので、定期的にケアを受けることが必要になります。

プロによる本格的な歯のクリーニング【PMTC】PMTC
奥歯の裏側や細かい隙間、歯の細かく形状の異なる溝など、口内には磨きにくい箇所がたくさんあります。こうした部分には細菌がたまりやすく、集まった細菌は、歯の表面に「バイオフィルム」と呼ばれる膜を張って固着してしまいます。

そこで本格的な歯のクリーニングPMTC(Professional Mechanical Tooth Cleaning)として、専用の器具やペーストを用いて、歯の表面に付着したバイオフィルムや食べカスをていねいに取り除くケアを行います。施術後は歯ぐきが引き締まり、歯周病の予防としても効果があります。すっきりとした爽快感が得られ、口臭予防効果も期待できます。

むし歯を予防する【フッ素塗布】フッ素塗布
歯にフッ素を塗るむし歯予防法で、市販の歯磨きペーストの約10倍の含有率のフッ素を使いますので効果が高まります。塗布間隔は、数ヶ月に一度(年に2〜4回)程度をお勧めします。特にお子さんの場合は、フッ素を塗る回数の多いほどむし歯が少ない傾向があり、また生えてから2年以内の歯にフッ素を塗ると、特に高い予防効果が期待できます。

お子さんのむし歯予防に役立つ【シーラント】フッ素塗布
奥歯などに多い歯の溝の部分をシーラントと呼ばれる粘着力のあるプラスチックで埋めて、むし歯になりにくくする予防法です。歯の溝には食べ物のカスなどが溜まりやすいため、このシーラントを埋めることでむし歯になりやすい状態を防ぐことが可能です。臼歯には特に有効です。

笑顔に自信を持ちたい方へ

審美歯科

前歯に行うセラミックの被せ物は「プロセラ」という方法で行っています。美しく透明感があり美しい天然歯を再現します。強度もあり、現在日本で行われている治療法の中で高い評価を得ています。これにセラミックコアを使用すると、本当に綺麗です。

健やかな口もとには、見た目の美しさも大切な要素です。笑顔に自信を持ち、健康意識をいっそう高めていただくために、審美性を重視した治療を行っています。

【当院の特徴】心も笑顔にしたいから、歯や口もとの見た目の悩みを解決します

審美歯科人前で笑ったり話したりするとき、歯や口もとの見え方はその人の印象を左右します。歯は健康で機能的であることが求められますが、当院では、自然に美しく清潔に見えることも大切な要素であると考えています。

歯や口もとの見え方に悩みやコンプレックスがあり、人前に出ることに消極的になってしまう方も少なくありません。自然な美しい歯や口もとを実現することで、そんな悩みやコンプレックスを解消することも、私たちの大切な役割だと考えています。

歯への意識が高まり、美しさも健康も維持されます

審美歯科歯科医療は日進月歩で進化し、金属に優る強度と予知性(治療の永続性)の高い審美的な白い詰め物が次々と開発され臨床に応用されています。当院では、最先端の技術や材料も積極的に取り入れ、咬みあわせや歯やお口の健康を考えたうえで、ご要望やご予算に合わせて最適な治療をご提案し、自然に美しく整える審美治療を心がけています。

審美的にも治療に満足された患者さんは、歯に対する意識が高まりメンテナンスも熱心に取り組まれるようになるので、美しさも健康も長持ちします。歯を美しくすることにより、前向きな気持ちになっていただき、心身ともに健康に過ごしていただくことが私たちの願いです。

信頼できる歯科技工士との連携で、自然な色や全体のバランスも重視

審美歯科当院は、専用歯科技工所が隣接しており、歯科技工士とは常に密接な連携やコミュニケーションを行いながら、歯の色やスマイルライン(笑った時の歯の見え方)などにも配慮した精度の高い歯科技工を心がけています。

入れ歯やインプラントなど、特に審美性の高いものについては、歯科技工士の立ち会いのもと、お顔全体のバランスや雰囲気なども考慮した歯科技工を行います。また、歯科技工所では、コンピュータ制御により自動で補綴物を作ることができるセレックオムニカム(CAD/CAMシステム)も導入し、手軽に短時間でできる審美治療にも対応しています。

天然歯のような自然な美しさをかなえるセラミックに注目しています

オールセラミック従来、むし歯の治療には金属が多く使用され続けてきました。それは、金属が硬く作りやすい最良の材料だったからです。ただし、白い歯の美しさは失われました。その後、金属フレームにプラスチックを貼り付けたり、セラミック(陶材)を焼き付けたりしたものが開発されました。しかしこれらは写真映りが不自然に白くなったり、歯ぐきが黒くなったり、金属アレルギーを発症したりするなどの欠点がありました。

強く美しい理想的な歯が実現するオールセラミック
近年、医療も材料も飛躍的な進歩を遂げ、従来の金属フレームに優る強度を持ったセラミックのフレームを製作することが可能となり、世界各国で使用されるようになりました。これが、オールセラミックです。

歯と同じように光をほどよく透過するので、天然歯に近い色彩が可能となりました。金属をまったく使わない治療が可能になるため、金属アレルギーの心配もありません。当院ではセラミックを使用して、美しく自然な治療をご提供します。

気になる歯ぐき(歯肉)の黒ずみの治療も行っています

ガムブリーチング歯ぐきが黒ずんで見える「歯肉の着色」の原因は、主に皮膚の日焼けと同じでメラニン色素の沈着によるものです。また喫煙などによっても沈着が進むこともあります。また、一度色素が沈着すると自然にとれることはほとんどありません。

当院では、こうした歯ぐきの着色に対する治療も行っています。治療期間は約1ヶ月で、通院回数は3〜4回ほどです。治療後2日間ほどで歯肉が白くなりますが、ほとんど痛みもありません。歯ぐきの変色や黒ずみが気になる方はご相談ください。

当院の審美歯科メニュー

オールセラミッククラウン(プロセラ・E-Max)オールセラミック
審美性・耐久性のあるセラミックの冠です。欠けた歯や、大きさが不ぞろいな歯に、セラミックのクラウン(冠)をかぶせて歯の色や形、歯並びなどを改善します。むし歯などにより失われた部分が大きい歯にも対応でき、歯の形も大きく変えることができるので歯並びや咬みあわせを整えることでできます。

当院では、土台にはファイバーポストを使うなど、現在、最もよいと考えられる材料と方法を用いて精密なクラウン(冠)を作製します。また隣の歯と変わらない色で仕上げ、歯全体の形や色調を整えますので、自然な美しい口もとになるようにしていきます。

オールセラミックインレーオールセラミック
奥歯の銀歯などが目立って気になる場合や、金属アレルギーが気になるというケースに使われるインレー(詰め物)です。透明性が高いため、より自然な色を再現できます。唾液の吸収がないため口臭の心配もなく、天然歯と見分けがつかないメリットがあります。

メタルボンドメタルボンド
セラミッククラウンの1種で金属フレームをベースに、その表面に白いセラミック剤を焼き付けたものです。セラミックによる審美性と金属の持つ強度という各々の長所を兼ね備えたクラウンです。

ジルコニアクラウンジルコニア
内部は白くて硬いジルコニア、外部は見た目の良いセラミックを使用することにより、見た目と強度の両立を目指した人工歯です。内部に金属ではなくジルコニアを使っているので硬度があり、金属を使用しないので金属アレルギーの心配がありません。

ラミネートベニアラミネートベニア
歯の表面を薄く削り、その上から薄いセラミックをネイルチップのように貼り付ける治療法です。歯肉との境目や歯の色、透明感が天然歯に近く、自然な仕上がりになります。

金合金金合金
銀歯に比べて金の含有量が多い人工歯です。天然歯に近い硬さと耐久性があり、咬みあわせる側の歯にも優しくなじむので、奥歯の治療に適しています。色を気にされる方も多いのですが、奥歯に力のかかりやすいスポーツ選手や競輪選手の方には好まれています。

歯を残したい方、本気で歯周病を治したい方へ

歯周病

歯周病は治る病気です。ステップを踏んで治療を進めれば重度の歯周病でも、改善していきます。来院当初、出血、うみ、はれ、口臭がひどかった患者さんでも半年ほどの通院で症状がなくなります。むし歯や入れ歯の治療を行った後、その歯を一生涯大切に維持する事、もう二度と治療を繰り返さない事が大切です。その為にも歯周病治療は重要です。
当院では、まず歯周病の検査と治療を行ってから必要な治療を行います。治療後も歯周病管理を徹底。歯周外科治療で重度歯周病も改善してきた実績があります。

【当院の特徴】歯周病管理は、歯科予防・健康維持の基本だと考えています

歯周病管理日本人の成人の80%以上は歯周病に罹患していると言われます。歯科医院に来られる患者さんのほとんどは歯周病とは無縁ではありません。

しかも、歯周病は知らない間に進行する怖い病気です。当初は症状を感じにくく、歯ぐきの腫れ、口臭、歯のぐらつきなどの自覚症状を感じるころには、かなり進行している可能性が高く、治療が難しくなってしまうケースが多くなります。

すべての治療は歯周病治療から始まります
そこで当院では、初診の患者さんには必要に応じて歯周病の診査・診断を行い、歯周病の治療と予防を行います。入れ歯やインプラントを希望されている方も、まず歯周病の治療を行い、歯ぐきや口腔内の状態を改善します。治療後も、徹底した歯周病管理(プラークコントロール)を行います。だからこそ治療結果が長持ちし、お口の中の健康が維持できるのです。

放置すると歯を失うことにもなるのが歯周病です

歯周病歯周病は、歯肉、セメント質、歯根膜、歯槽骨という歯を支える歯周組織に起こる炎症を主な症状とする病気です。

歯周病の主な原因は細菌による感染で、歯と歯肉の間にある歯周ポケットなどで菌が繁殖して歯肉に炎症を起こし、徐々に歯を支える骨や組織を溶かしてしまいます。炎症から歯周組織が破壊され、重症になると歯がグラグラになり、膿が出て、やがて歯が抜けてしまいます。歯をなくす原因としていちばん多いのが歯周病なのです。

全身の健康にも関わる歯周病

歯周病歯周病は歯周組織における慢性的な疾患ですが、最近の研究により原因菌やその毒素、炎症物質が血管を通じて全身に影響を及ぼすことが明らかになってきました。一方、糖尿病や骨粗しょう症など、全身疾患が歯周病の進行を早めることもわかっています。歯周病と全身の健康は深く結びついているのです。

そこで、当院では、歯周病を単なる口腔疾患としてではなく、全身疾患の一部としてとらえてトータルな視点から歯周病治療と予防に取り組んでいます。歯周病を管理することから、全身の健康維持のお役に立ちたいと考えています。

当院の歯周病治療と予防

歯周病は慢性疾患なので病気の進行を止めて安定させ、その後細菌が増殖しないように管理していくことが治療の中心となります。

基本的な歯周病の診査・診断当院の歯周病治療
レントゲン、歯周ポケット検査、口腔内写真撮影、プラーク付着検査など各種検査により診査・診断を行います。

歯石除去とブラッシング指導が中心の歯周基本治療当院の歯周病治療
口腔衛生指導、歯磨きの指導、機械による歯面清掃、歯石除去を行い、さらに深い部分の歯石を数回に分けて除去するスケーリングを行います。合わせて歯科衛生士によるブラッシングや生活習慣の指導を行います。

重度の歯周病も改善する歯周外科治療当院の歯周病治療
歯石除去や歯磨きの指導だけでは治らない重度の歯周病に対して、歯周外科治療を行います。院長は歯周外科手術の豊富な経験を持ち、重度の歯周病治療の実績があります。

●歯周ポケット搔爬術
比較的浅い歯周ポケットに対して、歯肉を切開して、歯石を徹底的に取り除く治療方法です。
●歯肉切除フラップ法
深い歯周ポケットに対して、歯肉を切開して歯石を徹底的に取り除く方法です。

治療後の長期にわたるメンテナンス当院の歯周病治療
定期的なメンテナンスとブラッシング指導を行います。必要に応じて、口腔内の細菌の繁殖抑制、口臭治療、噛む力のコントロールなども行います。当院の歯周病管理は、歯ぐきが引き締まっていることが実感できると多くの患者さんが続けられています。

歯周病の進行

歯肉炎歯周病の進行
歯と歯肉の間に入り混んだ歯周病原菌が活動し、炎症を起こします。歯肉が腫れて、歯肉ポケットができます。この段階では仮性ポケットと言われます。

歯周炎歯周病の進行
細菌が歯と歯肉の間にある組織(歯根膜)を破壊し、そこに隙間ができます。その隙間は歯周ポケットと呼ばれます。

重度歯周炎歯周病の進行
歯槽骨の吸収が起こってきます。支える基盤を失った歯はぐらぐらになり、歯周ポケットから膿が出てきます。ここまで進むと歯周外科治療が必要になります。

【歯周病の症状】こんな症状に心当たりはありませんか?

歯周病☑ 歯がぐらつく
☑ 口臭が気になる
☑ 歯ぐきが腫れている
☑ 歯磨きの際、歯ぐきから出血する
☑ 前歯がなんとなく出っ歯になってきた
☑ 前歯が以前より伸びてきたような気がする
☑ 歯と歯の間がすいてきた
☑ 最近、硬いものが噛めなくなった
☑ 歯と歯の間に食べ物がよくはさまる
☑ 歯ぐきがかゆい感じがする
☑ 歯ぐきに痛みがある
☑ 歯ぐきが赤く充血している

【当院対応歯周外科治療】
・アピカリーポジションドフラップ
・コネクティブティシュグラフト
・ENP
・フリージンジバルグラフト
・ウイドマン改良フラップ

今までの入れ歯にお悩みの方へ

入れ歯
入れ歯に見えませんが、入れ歯です。クラスプ(歯に引っ掛ける金具)やバー(入れ歯と入れ歯の橋渡しをしている金属の板)が無いので違和感がありません。入れ歯の中にご本人の歯が隠れていますので、噛んだときの噛み応えが本物の歯で噛んだ感じと同じです。見た目は入れ歯に見えません。これがコーヌスクローネです。

咬みあわせに注目した型取りや調整と、残った歯やお口全体を守る歯周病管理で、噛める喜び、若々しい口もとを取り戻していただける入れ歯を作ります。

【当院の特徴】型どりと技工に力を入れ、しっかり噛める入れ歯を作ります

入れ歯歯がお一人ひとり違うように、入れ歯もお一人ひとり違うはずです。当院では、先代院長と現院長が入れ歯治療に注力してきた経験、診療技術の蓄積をもとに、患者さんお一人ひとりに最善な入れ歯をご提供することをめざしています。

例えば笑顔をきれいに見せたい女性の方には特にスマイルライン(口を開けた時の歯の見え方)を美しく仕上げ、食事を楽しみたい方には、よく噛めて安定感を重視した入れ歯をお作りするなど、ご要望や目的に合わせた入れ歯をお作りし、多くの患者さんに満足いただいています。コーヌスクローネや金属床やインプラント義歯など、幅広く扱っていますので、お気軽にご相談ください。

さまざまな種類の入れ歯をそろえています

残った歯を生かしながらお口を守る「コーヌスクローネ」
コーヌスクローネ(コーヌス義歯)についてはこちら

インプラントを併用する「ロケーターアタッチメントインプラント義歯」インプラントデンチャー
ロケーターアタッチメントは、2011年にインプラント用に認可されたアタッチメントです。維持力が高く、磁石を利用したアタッチメントよりも扱いやすいメリットがあります。

<メリット>
・維持力が適切で、調節可能である。最適な強さに調節できる
・劣化したら樹脂の部分を交換すれば使い続けることができる
・認可されているので、安定供給される

ソフトで目立たない入れ歯「ノンクラスプデンチャー」ノンクラスプデンチャー
金属を一切使わない部分入れ歯です。柔らかい素材を使用していますので、装着時の違和感がなく、大きく曲げても割れにくいです。歯ぐきと同じピンク色をしているため、装着しても目立たないことが特徴です。

食べ物の味を損なわない「金属床」金属床
上あごと密着する床部分が金属でできている金属床の入れ歯です。丈夫で薄く、快適性や安定性に優れています。床部分が薄いので装着時の違和感は少なく、食事やおしゃべりがしやすいメリットがあります。また、熱が伝わりやすいので、食べ物の温かさや冷たさが感じられ、熱い飲み物の誤飲による喉のやけどなども防ぐことができます。

ボーンアンカードフルBr(インプラントブリッジ)
歯が1本も無い方でも、固定性のインプラントブリッジで歯があった頃と同じように噛めることができます。
固定制なので、ずれたり痛むこともなく食事をすることができます。また、メンテナンスもしやすくなっています。

<メリット>
・取り外しをしなくても良い。
・歯があった頃と同じように噛める。
・他の人に、歯が無い事を知られない。
・当院では、ネジ構造(スクリューリテイニング構造)で製作します。
・歯科医院にて簡単に外し修理が可能です。

<ボーンアンカードフルBr(インプラントブリッジ) の症例>
ボーンアンカードフルBr(インプラントブリッジ) の症例です。
症例次へ症例

コーヌスクローネとインプラントの併用義歯
天然歯牙とインプラントの併用義歯にすることで、長期にわたり同じ入れ歯を使い続ける事ができます。
また、ご自身で取り外すことができますので、メンテナンスもしやすくなっています。

<メリット>
・取り外しが自分で出来る。
・清掃しやすい。
・同じ入れ歯を使い続ける事が出来る。
・修理が容易。

<コーヌスクローネとインプラントの併用義歯の症例>
コーヌスクローネとインプラントの併用義歯の症例です。
症例次へ症例

【取り扱い入れ歯】
・コーヌスクローネとインプラントの併用義歯
・インプラント義歯
・ロケーターアタッチメントインプラント義歯
・ボーンアンカードフルBr(インプラントブリッジ) 
・ノンクラスプデンチャー

1本ぐらい抜けても大丈夫...とそのままにしていませんか

歯が抜けた後、そのままにしておくと、こんなトラブルが起こります。

・両端の歯が失った歯のあった位置に傾斜してくる
・対合歯(咬み合っていた反対側の歯)が飛び出してくる
・歯の隙間が広がり、噛む力が弱まってくる
・残りの歯に加わる力が大きくなり、健康な他の歯の寿命を縮める
・きちんと噛めないため、胃腸などの消化器官へ負担がかかる
・上手く発音ができなくなる
・噛むことで得られる脳への刺激が減少する

ぜひ、当院にご相談ください。あなたに合った入れ歯が見つかります!

カウンセリングをおこなっております

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